当院では内科・外科を問わず、幅広い疾患に対して対応する事が可能です。
動物たちの事で何か困ったことがあれば、どんな事でも構いませんのでお気軽にご相談下さい。
当院は初診料を設けておらず、診察に関しては医療機関の壁を越えてボーダーレスで受診を承っております。セカンドオピニオンもお気軽にいらして下さいね。
診療にあたっては、ご家族の皆様からの情報が一番大切であると考えます。
そのため、お話が長くなってしまう事があると思いますがどうぞご了承下さい。
ご家族の方からの情報や、様々な医療機器を用いた各種検査の全ての情報から、 Evidence-Based Medicine(医学的根拠に基づく医療)の考えに則り、診断と治療に 関するご説明をさせていただき、最終的にご家族の方と協議の上方針を決めていきます。
内科疾患・外科疾患どちらにも広く対応致します。
特に循環器疾患(心臓病や血管の病気など)、泌尿器疾患(慢性腎不全や尿石症など)、消化器疾患(腸閉塞や異物摂取、IBDを含む慢性腸症など)についてはより専門的に対応する事が可能です。
当院では対応が難しい疾患や、治療に関するセカンドオピニオンとして、2次診療へのご紹介も積極的に行っております。
犬猫の心臓も、ヒトと同じように様々な疾患が発症してしまう事があります。
生まれつきの疾患(先天性心疾患)もあれば、中高齢で発症してしまう疾患(後天性心疾患)もあり、その病態に応じた適切な治療がなされなければ致命的である事も少なくありません。
当院では、動物循環器病センターの研究員である獣医師が豊富な経験を元に様々な心臓疾患の検査・治療に当たっております。
“どこの” ”何が” ”どう悪い” のかを分かりやすく説明し、治療オプションを呈示いたします。
「心臓が悪いと言われお薬を飲んでいるけどこのままで良いのかどうか」
「病気と言われたけれど、どういう病気なのかがいまいち分からない」
こんなお悩みを持たれている飼主様も、もしセカンドオピニオンが必要でしたらお気軽にご相談下さい。
いわゆる猫の腎不全とは、慢性かつ進行性の腎臓の機能不全症を指します。
老齢になると高率に発症し、今もなお多くの猫を苦しめている病気の1つです。
近年、AIMタンパク質製剤と呼ばれる腎機能障害を改善させる治療薬の案が発表され今後に期待が持たれるところですが、現段階では進行を遅らせるための治療と、症状を出にくくするための治療の2つを軸に診療を行っております。
当院では、猫の慢性腎臓病治療のガイドライン(IRIS STAGING Guideline)に則り、血液検査・尿検査(尿比重および尿タンパク質定量検査:UPC)・血圧測定の3つを組み合わせて検討し、考えられる治療オプションを呈示しています。
また、最近利用可能となった腎臓病の早期診断マーカー(SDMA)も積極的に活用しています。
進行した腎不全では点滴治療が必要となりますが、猫の精神的な負担を鑑み、自宅での皮下点滴治療を皆様にお薦めしております。
技術指導から必要品の提供まで全て行っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
「いつもお腹がゆるくて下痢になりやすい」「お薬をもらっても軟便や血便が良くならない」こういった患者さんを見る事が徐々に多くなってきています。
2〜3週間に渡る消化器症状(下痢・嘔吐・食欲不振・腹鳴など)で、通常の治療では完治しないものを”慢性腸症”と呼びますが、こういったケースでは以下の要因を考慮し、積極的な検査と治療が必要な事が多いと考えられています。
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当院では症状の発症時期や環境、そして必要があればアレルギー検査・便検査・超音波検査・内視鏡検査・血液検査など様々な検査を行い、慢性腸症の治療に当たっております。下痢や嘔吐は動物たちにとって大きな苦痛の1つです。
慢性腸症の症状でお悩みの方は、1度ご相談にいらしていただければ当院が何か力になれるかもしれません。
当院の避妊手術・去勢手術は基本日帰りで行っております。
少し前までは2−3泊の入院が当たり前であった時代もありますが、動物医療で用いられる手術機器の進歩により、その日のうちに帰る事が可能になっています。
また、手術の術創は大きければ大きいほど動物たちの痛みも大きいので、極力小さな傷口で手術を完結させるよう努力しています。
腹部のお臍の下部の皮膚・腹壁を小切開し、左右卵巣および子宮を超音波メスを用いて切除します。
手術時間は多くの場合30分以内で、傷口は約10-20mm程度です。
(※高齢の子や大型犬の場合、子宮が非常に厚く太い場合があり、少し傷口が大きくなる事があります)
皮膚切開部位の縫合法にも工夫を凝らし、”皮内埋没縫合”という方法で糸が外に出ない手術を行っております。
そのため、多くの場合手術後のエリザベスカラーや腹帯といった傷口の保護材も必要ありません。
麻酔後の状態には性格や個体差が影響するので、必ずしもお約束は出来ないのですが、多くの場合元気に歩いて退院しております。
昨今の獣医療は出来ることの幅が非常に広くなっております。
可能な限り多くの疾患に対応する為、各種検査器具を豊富に取り揃えております。
詳しくは院内設備のページを御覧ください。
各種検査を組み合わせたペットドックを実施しております。
検査結果や内容をまとめた詳細なファイルを作成しお渡しします。
〒166-0015 東京都杉並区成田東5-15-23 1F