★2023年7月1日からの診療費用の価格改定について★
こんにちわ、ダリア動物病院です。
過日よりご来院の皆様には院内でのお呼びかけ、及び院内掲示でご案内させていただいておりましたが、
本年7月1日より当院の診療費用の価格改定を行います。
当院では皆様のご負担ができる限り少なくなるよう、極力値上げを行わず経営努力を重ねてまいりましたが、
医療機器試薬・薬剤の原価高騰、光熱費などの大幅な値上げにより、これまでの価格を守ることが難しくなりました。
動物病院の診療費用は項目が非常に多く、可能な限り公平性を保ちつつ皆様にご納得いただける価格改定を目指し
検討を続けて参りましたが、以下のような基本指針を以って改定を行うことといたしました。
①予防医療については価格改定を行わない
ワクチン(狂犬病予防接種・混合ワクチン)・抗体価検査・外部寄生虫予防(フィラリア・ノミ/ダニ・消化管寄生虫等)
などの予防医療については、原価や施術コストの上昇に関わらず価格を上げることは致しません。
予防医療は動物たちの健康を守る根幹であり、価格上昇に伴い予防医療を受けることが出来なくなる患者様が
出てきてしまう事が最も大きな問題だと捉えました。
②内科治療の費用負担の公平性を保つ
病院に来られる患者様の中には、特定の種類のお薬を生涯飲み続けることになってしまった子もいれば、
定期的に注射や点滴を受けなければならない子もいます。
現在、殆どの医薬品や医療用品の費用は上昇を続けており、そのうち特に医薬品では(正直に申し上げて)幾つかのお薬で
ほぼ原価のまま皆様に処方しているものも存在します。
医薬品・医療用品の原価上昇をそのまま薬剤費用に転嫁してしまうと、上昇幅の大きなお薬を飲まなければならない子の
ご家族の皆様に、より大きな負担が生じてしまうと考えました。
そのため、薬剤の価格については現行のままを基本方針とし、薬剤の処方に掛かる「処方料」の改定を行います。
1)内服薬の処方料を、現行の「100円/日」から10円の値上げとし、「110円/日」へと変更致しました
2)外用薬の処方につき、「外用薬処方料」として「500円」の処方料を追加致します
※処方料は、各疾患に対する処方薬の選択・多剤併用におけるリスク管理・処方箋発行費・
薬剤分包料(カプセル分包を除く)・薬袋料 等を全て包括した費用となっております。
ただし、現段階で限りなく赤字に近い・あるいは赤字となってしまっているごく一部の薬剤については、
皆様にご説明の上、薬価を調整させていただきます。
現段階では、処方薬では「アポキル®」および「レベミル®」の2剤が該当しておりますが、大幅な値上げは
行っておりませんのでご安心くださいませ。
院内での注射薬では「コンベニア®注射」「セレニア®注射」などの一部の注射薬が該当しており、こちらも
大きな価格変更は行っておりません。
③診察料の改定
上記②にも通じるところですが、特定の患者様にのみ費用が大きく増加する方針は当院の想いから反するものであり、
光熱費や種々の諸経費増加に伴う病院の運営コストの増加に対応するために診察料の値上げを行います。
現在、「500円」としている診察料ですが、こちらを「800円」と改定することと致しました。
決して少なくはない改定幅である事は重々承知しておりますが、それでもなお「来て良かった」と感じていただけるような
心の籠った診療を今後も強く心がけます。
また、可能な限り獣医療スタッフの充実に努め、いつもいつも長くお待たせしてしまっている患者様皆様が
より快適に通院していただけるような病院運営を目指します。
④各検査料や処置費用の改定
血液検査やエコー検査などが改定の対象となっております。
各種検査も病態の解明に必須の診療項目であり、大幅な価格変更はできる限り行わない事を念頭に、
できる限り小幅(100~500円)の改定を目指し、調整を致しました。
皆様に大きな影響を与えてしまうところでは、血液検査の生化学検査費用の値上げが該当します。
以前から生化学検査用の検査チップの価格上昇が続いており、検査1項目あたり「100円」の上昇を行う事と
致しました。5項目で「500円」など、大きな改定となってしまうため大変心苦しく思っておりますが、何卒ご容赦下さい。
細かい変更については、受付時や診察時にその都度ご案内させていただきます。
⑤麻酔・手術費用の改定
手術に関わる医療機器・医療材料もじわじわと価格上昇の波がやってきておりますが、
手術内容における価格改定は行わない方針と致しました。
がんの手術や胆嚢の切除、内視鏡での異物摘除や生検など、様々な手術を日夜行っておりますが、
それらの費用は根本的には「技術料」であると考えており、医療材料の原価が少し上がろうと全体的な
費用を上げる理由にはならないと思っております。
ただし、麻酔費用についてはどうしても麻酔薬の原価上昇が大きく改定を行わざるを得ない状況です。
そのため、「麻酔費用(前投与薬・麻酔導入薬・維持麻酔薬)」「鎮静処置費用」そして
麻酔費用が内包される「去勢手術セット」「避妊手術セット」について価格の改定を行いました。
詳細は受付時・あるいは診察時に改めてご案内いたします。
また、23年6月30日までにご予約をいただき費用のご提示をさせていただいた患者様に於きましては、
予め提示させていただいている「改定前」の費用で施術をお受け致しますのでご安心下さいませ。
以上、長くなってしまいましたが診療費改定の概要についてご案内させていただきました。
どうぞ諸事情をご賢察の上、ご承知願えれば幸いに存じます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
院長